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ライラと伊福部昭音楽祭その3〜シンポジウム2 |
名前: minira(管理人) 日付: 2008/03/23日00:05[1986] ◆「ライラの冒険 黄金の羅針盤」を観ました。 普通に楽しめる感じでしたよ。 ライラとか、お子様方かわいいですね。 戦いアクションも迫力があって。 冒頭に3部作を予告する文が出てきて、次は、今の世界のようです。 特撮もいい感じでしたけど、体毛のある動物CGの質感は、実物っていうより、綺麗なCGって印象のが多かった感じが。 難しいんでしょうね、体毛は。 むかしのように、動きにCG臭いと感じることは、ほとんどなかった気がします。 ◆さて、伊福部昭音楽祭シンポジウム、 貴重な映像とともに、 お話の方も興味深い物があって、いくつか気になったものを挙げますと、、 音楽プロデューサーの岩瀬さんの話では、 VSキングギドラのとき、伊福部先生の希望で、ひさびさに東宝のスタジオでフィルムを流しながらの音楽録音が行われましたが、 やっぱり、ずっとそういうこと行われてなかったので、録音機材を積んだバスを横付けしてレコーディングしたりと、スタジオ環境のセッティングが大変だったそうですね。 音楽評論の小林淳さんは、わりと著書に書かれてるお話が中心な印象でした。 キングレコードの松下さんは、前回書きました映像関連のお話や、 若い世代の客層が少ないことを受けて、「子どものための伊福部昭」ってCDを考えてる、なんてことを言われてました。 あと、お弟子さんの作曲家今井重幸氏は、伊福部先生の著書「管弦楽法」を英訳して、世界に出すことも考えてるという話をされてましたね。 ぼくも伊福部先生のと、ウォルターピストンって人の管弦楽法の本、持ってます。 クラシック系の人全般に知られてる管弦楽法の本っていうのが、いくつかあるんですが、伊福部先生のは一番詳しく書かれてる感じですね。そもそも分量も多いし。 これが世界で発売されるということになると、やはり世界的に重宝されることになるんじゃないですかねぇ。 (きっとその4につづく) |