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作曲家から見る、初音ミク騒動。 minira(管理人) 10/15月22:57[1914]

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作曲家から見る、初音ミク騒動。 
名前: minira(管理人)      
日付: 2007/10/15月22:57[1914]

すみません、今日は音楽ネタです。
◆何度か書きました、バーチャルアイドルが自作の歌を歌ってくれる音楽ソフト、「VOCALOID2 初音ミク」。
ぼくはこのソフト、音楽制作ソフトであるということと、自分が音楽担当した「アキバちゃん」に参加された声優の、藤田咲さんが声を入れられてるってことで、注目してた感じなんですが、
昨日の、TBS「アッコにおまかせ」って番組での紹介が、ユーザーやソフト制作側としても不本意な内容だったってことで、
インターネット上で批判意見が相次ぎ、ニュースでも取り上げられて、ちょっとした騒動になってますね。
じつはぼくも、先日のボクシングの試合についての、和田アッコさんの反応が気になって、なんとなくこの番組観てたんですけどね。
たしかに、観終わってちょっとむかつく、、というか、逆に、このソフトなかなかすごいと思ってたのに、世間の目ってこんなもんなの?って、残念な気持ちが強かったんですが。。
でもその後、ネット上で、同じようにむかついた皆さんの書き込みが、燃え上がってたようで。
◆そもそも、歌を歌ってくれるソフト「ボーカロイド」って、まじめにプロ向けに、新たな音楽表現が出来る物として、ヤマハが開発し、音素材などを扱うメーカーさんと協力の上で出来たソフトで、それが今回、一般への普及も視野に入れて、バーチャルアイドルという形での発売となったのだと思うのですが、、
番組のVTRは、そういう経緯には全く触れず、いかにもバラエティでありそうな、オタク青年を小馬鹿にしたような内容で、
その中で、オタク向けのおもちゃソフトが出来ましたとでも言うような、安っぽい紹介の仕方。
正直、オタク青年がバラエティで面白おかしく取り上げられるのは、もうみんな慣れっこですよ。
しかし、あの優れた音楽ソフトを、同じように小馬鹿にした空気で紹介するのは、ひどすぎ。
メーカーの開発者さんも、あきれかえると同時に、こうなってしまったことに後悔されてるようで、
ほんと、声優さんも含めてかわいそうです。
今回の放送については、嘘偽りこそ無かったようですが、
なんでもかんでも、でっち上げてウケを狙った作り方をするメディアには、ほんとうんざりさせられます。




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