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伊福部昭音楽祭その4〜メインコンサート |
名前: minira(管理人) 日付: 2008/03/25火00:06[1987] ◆いよいよのメインコンサートなのですが、、 すみません、 朝から映画とシンポジウム、、 そしてどちらも普通のイスだったのでお尻が痛かったりして、大ホールのイスがここちよく、、 1曲目のピアノ組曲、部分的にウトウトしてしまいました(^^; ◆あとはしっかり聴いてましたが、 今回のコンサート、一番、おお〜っ!!って思ったのは、 第2部のプログラム3、交響詩「聖なる泉」でしたね。 ゴジラVSモスラの楽曲より、若手のお弟子さん藤田崇文氏が編曲された、とのことで、 聖なる泉に入っていく前に、曲の前半は、映画のメインタイトルあたりのゴジラ出現テーマや、モスラのライトモチーフなどを中心に構成されてました(ま、モスラのモチーフってのも、聖なる泉のメロディーが含まれてますけどね)。 で、その前半部分が落ち着くころに、歌の藍川由美さんがステージに登場。 パンフレットとかちゃんと見てなかったので、オーケストラのみの演奏かと思ってたんですが、歌が入るようで、どんな感じなんだろうと見ていると、、 もう〜〜、熱唱熱唱! それもそのはず、マイクなしで、オーケストラバックで歌うんですからねぇ。 ◆いや、オケの伴奏で歌うなんて、どこにでもあるだろうと思われるかもしれませんが、ポップスやサントラの場合は、基本的にマイク使いますし、クラシックでこういう声楽曲ってのもあるんですけど、やっぱり、オーケストラと声の音量差を緻密に計算されて作られてるんじゃないかと思いますしねぇ。 ぼくもたまに、ピアノ伴奏で人前で歌うことありますが、声量ないので、いつもマイク使います(^^;) ま、楽器演奏可の防音マンションなんてあるくらいですから、やっぱり楽器の音って大きいですよ。 事実、演奏後の藍川由美さんの話では、こういう、歌唱をメインとした協奏曲っていうの、伊福部先生に作って欲しいと訴えてたそうですが、伊福部先生的には、こういうのは、唄とオケのバランスに無理があるから作らない、と最後まで作られなかったとか。 それを今回は、まあ、お祭りってことで特別に、こういうことをやってみた、とのことで。 これはもう、歌のある曲っていうよりは、オーケストラと一体となって、歌をかなでてるという感じでしょうか。 よくボーカルレッスンで、ポップスコースと、クラシックの声楽コースに別れてたりしますが、なるほど、声楽ってこういうことなのか、って思いました。 ん〜〜、もしCD化されたとして、会場でステージを観たこの感じが、どこまで伝わるか分かりませんが、どうぞ聴ける機会があったら聴いてみてください。 (その5につづくかな?、どうかな??) |