インストール（2004年・角川映画）

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名前: minira(管理人)       返信計: 0 日付: 2007/06/02土10:07[191] 綿矢りさ原作、上戸彩主演。妖怪大戦争の神木隆之介くんが共演。 文藝賞受賞した原作も、気になったので鑑賞後に読んでみました。 映画は演出的に意味不明なところも多いですが、あのぐらいの年の女の子の、わけ分からない心理を描いてるようでもあり、、そういうとこ、原作の方が文章で心理を説明されてて解りやすかったですね。 上戸彩ファンにはお宝映像アリですが、、パンチラは原作にもそれらしい演出がありましたねぇ。 （以下、ちょっと話の内容に入ります） 個人的には、映画として小説としてどうっていうより、描かれてる世界が面白かったですね。 登校拒否の女子高生が、近所の小学生と、エッチなチャットをやってアルバイトするという、作られたお話のようではありますが、、 登校拒否児童ってのは世の中に実在し、エッチなチャットも、エッチなチャットをやる人も、身分を偽ってそういうチャットをする人もおそらく実在するのではないか、という現代の現実世界。 しかし、なにより面白かったのは、こういう小説を、あのおねえさんが高校生のときに書いてたってことでしょうか。 自分だったら、他人に、この作品書きましたって堂々と言うのが気が引けるくらい、けっこうエッチネタにも触れてる感じで。 ドラえもんの出来杉くんに例える記述もあったりして、文藝賞って、けっこうそういうとこ大丈夫なんですねぇ。 それだけ作品として良かったってことなのかしら。